駅近に一人暮らしするメリット・デメリット〜どっちを選ぶか

「駅近物件に住みたいけど家賃が高い・・・」
「家賃を安くしたいけど、駅から遠い・・・」
一人暮らしでお部屋探しをする際、多くの方が悩むポイントの一つです。

今回は、駅近物件に一人暮らしをするメリット・デメリット、また「駅近」と「家賃」どっちを重視した方が良いかの見分けポイントをご紹介します。

1:駅近物件のメリット

メリット
一人暮らしで駅近のお部屋に住むメリットは、ズバリ利便性の良さです。
具体的な例をあげていきます。

【通勤・通学がしやすい】

駅から家が近ければ、その分、自由な時間が増えます。
朝はギリギリまで眠れたり、夜も疲れていても帰宅で長い道のりを歩く必要はありません。
また、何か忘れ物をしても、すぐに取りに帰れます。
急な出勤やお呼ばれにも、すぐに出かけることができます。
外出が多い方には、駅近ならではの身動きの良さは大きなメリットです。

【友人を招きやすい】

駅から遠いと、「わざわざ来てもらうのもな・・」と友人を呼ぶのも気が引けてしまいがちです。
中には「人を家に呼ばないと、掃除が滞るタイプ」の人もいます。
一人暮らしだと、特にこれが起こりやすいという面もあります。

部屋の整理整頓や衛生を保つためにも、時々は友人を家に招いた方が良いかもしれません。
掃除が捗りやすい面も、メリットの一つと言えるのではないでしょうか。
一人暮らしならではの怠け癖から、脱出できるチャンスは、駅近ならではのメリットです。

【買い物が楽】

多くの地域では、スーパーやドラッグストアは駅周辺に集まっています。
そのため駅近に住めば、買い物が楽というメリットがあります。
買い忘れたものがあっても、すぐに買いに行けるのは一人暮らしのメリットです。
駅から遠く、周りにスーパーがない部屋に住んでしまうと、買い物が億劫になるデメリットもあります。

【一人暮らしでも安心の夜道】

駅近物件の場合、駅から徒歩5分程度で自宅に着けるので、夜道を長時間かけて歩くよりも安全性は高いです。
また駅は、その地域でも特に栄えているエリアですので、お店が多く夜道も明るかったり、人通りも多く安心です。
安全性を考えるならば、駅近はメリットが高いと言えるでしょう。
女性の一人暮らしにも安心です。

 

2:駅近物件のデメリット

デメリット
メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。
きちんとデメリットも把握し、「駅近にするか」「家賃重視にするか」を検討することをオススメします。

【家賃が高い】

多くの人にとって、最も大きいデメリットは費用面かと思います。
通常の物件価値は、駅が近ければ近いほど高くなります。よって、賃貸でも駅近のお部屋は相場より高めなのです。

例えば、東京上野駅付近の一人暮らし用のお部屋を、お部屋探しサイトで下記の条件で探してみました。
<条件>
・占有面積は25㎡以内の1R
・築年数10年以内

これに「徒歩15分以内」という条件を付け加えると、共益費込みで80,000円前後のお部屋が多く検索されます。
この条件を「徒歩5分以内」に変更すると、家賃相場は95,000円前後に変わり、一気に相場が上がったことが目に見えてわかります。

このように、駅近なのかどうかというポイントは、費用面に大きく関わってきます。
検討する際の大きなデメリットとなるのではないでしょうか。

【騒音がうるさい】

駅近物件は、周囲にお店が多く明るく賑やかという安全面のメリットもありますが、逆にこれがデメリットにもなります。
窓を開けていると、夜遅くまで道行く人の話し声がしたり、酔っ払いの大声が聞こえることもあります。
壁の薄いお部屋の場合には、外の音が伝わってくる場合もあるので要注意です。
また人通りが多い分、ゴミが多く散らかりやすい衛生面のデメリットもあります。

【駐輪場や駐車場がない場合がある】

駅近の場合、入居者用の駐車場や駐輪場がない物件も多くあります。
その場合には、事前に近くに停めておく場所があるかどうかの確認が必要です。
またこれらの駐車代や駐輪代は、基本的に家賃とは別途発生してしまうものですので、費用面でのデメリットにもつながります。
友人が車などで遊びに来る場合も、事前にコインパーキングなどを探すなどの配慮が必要です。

 

3:駅からの徒歩許容範囲はどれくらい?

歩く女性
一言で「駅近」と言っても、距離的な感覚は人によって様々です。
「5分以内が駅近である」と思う人もいれば、「15分以内なら駅近だ」と思う人もいます。
不動産屋や賃貸サイトで表示される徒歩所要時間の目安のポイントと、私が実際に感じたポイントをまとめていきます。

【徒歩所要時間ってどのように決まるの?】

賃貸検索サイトや、不動産屋にある物件資料には、徒歩所要時間の目安になるような「徒歩○分」という記載があります。
これはどのように算出されているかというと、
・直線距離ではなく、道のり
・80m=1分
で出されているものです。

多くのサイトで、「80m=1分なのか?」という検証をしています。80m=1分という数字は、「ちょっと早歩きかな?」くらいで概ね合っているようです。
ただし歩くのがゆっくりめな方は、もう少し時間がかかってしまうので、ご注意ください。
また、坂や信号、踏切は考慮されていませんので、それらがある道のりでは実際に表示されている時間よりも、所要時間が長くなる傾向にあります。

駅から徒歩5分以内であれば、信号がある確率も低いですが、距離が遠くなればなるほど、障害物も多くなりますので、実際の徒歩所要時間は表示されているものよりもさらに長くなると考えた方が◎です。

【実際に住んで感じた、徒歩許容範囲】

私が実際に様々なお部屋に住んでみて、「駅近だな」と感じる表示距離は7分でした。
上記であげた通り、駅から離れれば離れるほど、信号や坂道など、歩行を遮るものが出て来ます。
それらを許容して、10分前後で自宅に到着できるのは、徒歩所要時間が7分以内のお部屋です。
10分を過ぎると、どうしても「遠い」と感じたり、駅からの道のりを億劫に感じてしまいました。

「駅近ってメリットだな」と感じられる、個人的な許容範囲ですので、ご参考ください。

 

4:あなたはどっち?一人暮らしのタイプ判別

メリットのチェックポイント
条件は多少妥協しても駅近が良いか、それとも他条件を優先して駅からの距離を妥協するか。
人によってどのメリットをとれば良いのかは、分かれるものです。
後悔しない一人暮らしを実現するためにも、下記の4つのポイントのご確認をオススメします。

【その1:部屋でモチベーションが変わるタイプか】

まず始めに確認していただきたいチェックポイントはここです。

・気に入った部屋じゃないと友人を呼びたくない
・「どんな部屋に住んでるの?」という質問に過敏になってしまう
・部屋の居心地が悪く、カフェなどで時間を潰してしまいがち

上記に該当する方は、部屋でモチベーションが変わるタイプだと思います。
この場合、「駅近」という条件を最優先にして、他条件を妥協で選んでしまった場合、仕事やプライベートに対するモチベーションも低くなってしまう可能性があり、「部屋の環境が精神に与える影響は大きい」と私は考えています。
ですので、上記のチェックにあてはまる方は、条件面優先でお部屋探しを進めることをオススメします。

逆に、「一人暮らしの部屋は寝るだけの場所」だと認識しているタイプの人もいます。
その場合には、駅近物件で距離を優先させたほうが、メリットを感じることは多いでしょう。

【その2:寝坊癖があるか】

「時間ギリギリまで布団から起きられない・・・」という方にも、駅近のお部屋がオススメです。

特に、「引越ししたら生活習慣を変えよう!」と思っている方は、ご注意ください。
なぜなら、人の生活習慣はなかなか変えられないからです。
右利きの人が両利きに簡単にはなれないように、人間の体にしみついた癖はなかなかとれないものです。

人の癖を改善していく場合には、徐々に徐々に変えていく必要があると言われています。
なので「引越ししたら早起きする!」などの劇的な変化は、徐々に慣らして行く必要があるかと思います。
仕事に支障がでないよう、駅近物件を選んだほうが無難かもしれません。

【その3:自転車に乗れるか】

もし自転車があれば、多少駅から遠くても、駅近とそう変わらない快適な生活を送ることができます。
自転車はかなり便利なツールなので、あるのとないのとでは大きく違います。
例えば徒歩15分は、自転車に乗れば5分程度です。

自転車で距離をカバーする場合には、
・賃貸物件に駐輪場はついているか
・いつも利用する駅の近くに駐輪場はあるか
・物件のまわりに坂道は多くないか(電動自転車であれば、坂でも問題ないです)
のご確認をオススメします。

【その4:近くにバス停はあるか?】

最近のバス路線は非常に発達しており、特に東京都内のバス路線は、非常にニーズをおさえています。
「電車だと2回乗り換え・・・」のような場所でも、バスだと一本でいけるパターンが多くあります。

「希望条件にマッチしているけど駅から遠い・・・」と敬遠していたお部屋でも、目的地に行くバス停がある場合には「駅近物件」と判断して良いかと思います。
同時に、ネットでバスの時刻表もご確認をオススメします。
(バスはあるけど一時間に一本・・・なんてこともありますので)

バスを使えば交通が楽チンな場合も多いので、是非是非確認してみてください。
これなら「自転車に乗れない」「朝起きれない」という方でも、実現可能です。

【その5:駅から物件までの道のりをイメージしたか】
既にお部屋の候補が決まっている方は、実際に最寄り駅から物件まで歩いてみるのはオススメです。
暗い道が苦手なのに途中に墓地があったり、坂道ばかりで2倍の体力を使う道だったり、近くにコンビニやスーパーがなかったり・・・、そんなデメリットが目立つ道のりもあります。
逆に、並木通りで景色の良い光景が広がり、良い気分転換になるようなメリットの多い道のりもあります。
毎日通る道は、事前にチェックをオススメします。

これらは、実際に歩いてみないとなかなかわかりません。
もし遠方に住んでいる方や時間に余裕がない方は、google mapのストリートビューを利用して、駅からお部屋までの道のりを確認することができます。
この方法なら会社のお昼時間でも試せます。
周辺環境を何も確認せず部屋を決めてしまうと、入居後の後悔につながりやすいです。

皆さんが快適な一人暮らしがスタートできるよう、駅近であるメリットとデメリットを把握し、素敵なお部屋に出会えることを願っています。

 

スポンサードリンク