大卒・初任給20万の手取りは?家賃の妥当額は?〜一人暮らしの徹底検証〜

大卒の初任給

大卒初任給20万の手取りっていくら?家賃はどれくらいにすれば生活できる?
新社会人になる際には、そんな疑問が湧いてくるもの。

働けど働けど、カツカツな生活、増えていかない貯金。
楽しいはずの一人暮らしが将来への不安がいっぱいの生活へ・・・。
そんな一人暮らしに対する不安も、期待と一緒に混ざっているのではないでしょうか??

きちんと貯金ができる生活へ導くためには、お金に対する事前の知識と、家賃に対するシュミレーションが必要不可欠です。
貯金も見据えた家賃設定シュミレーションをお送りします。
初任給や手取りに関する基礎知識
みんなの大卒初任給の平均っていくら?
手取りはいくらになるのかをまずは計算
1年目のお給料で起きうる勘違い

家賃・生活費のシュミレーション
家賃以外にも生活費を考える~かなり節約した場合Aさん~
家賃以外にも生活費を考える~普通に生活した場合Bくん~
食費や交際費を節約すべき?それとも家賃を節約すべき?
家賃やスマホ代の解決方法

家賃やお金にまつわる疑問
家賃は手取りの3分の1が相場?
社会人1年目で貯金はいくらできる?
ボーナスで貯金は危険!?

まとめ

 

初任給や手取りに関する基礎知識

初任給・手取りの基礎知識
まずは初任給に関する基礎知識からご紹介。

みんなの大卒初任給の平均っていくら?

2016年に厚生労働省が発表した「平成28年賃金構造基本統計調査結果(初任給)」によると、203,400 円が大卒初任給の全国平均です。つまり、これがお給料です。

これはあくまでも全国平均なので、東京ならもう少し高いし、地方都市ならもう少し安いといったところ。
地域別に見ると、東京の初任給は211,300円、大阪で204,300円、福岡で194,800円になります。

手取りはいくらになるのかをまずは計算

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まずはお給料の一体何割が自分の手元に入ってくるのかを計算することが大切です。
初任給20万と記載されている場合、20万がまるまるお給料としてあなたのお財布に入ってくるわけではありません。
会社側で、あなたの税金や保険などを差し引いた金額が、最終的にあなたの手元に入ってきます。

この税金や保険などを給料から差し引いた金額を、手取り収入と言います。
この手取り収入で、家計をやりくりしていくのです。

総額20万であれば、手取り収入は大体17万前後と言われています。
(差し引かれるのは、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税)

この17万を基準にして、社会人1年目は家計をやりくりしていきます。
そしてもちろん、この17万の中に家賃も含まれるのです。

ポイント:
税金や保険などは、必ず納めなければいけないものなので、この部分の節約は企業に属している間は現実的に不可能です。

 

1年目のお給料で起きうる勘違い

社会人1年目の勘違い社会人1年目のお給料には、ある罠があります。
それは、4月のお給料が一番多いということ。(5月からは減ります)

これはなぜかと言うと、
通常、お給料からは、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税が差し引かれます。
ただし1年目の4月のお給料からは所得税と雇用保険しか差し引かれません。
その他の保険料は、5月から差し引きスタートです。

なので、4月にお給料をもらったときには、
「おっ、思ってたよりもらえるな~」ではなく、「これが4月の罠か」と、思うように心積もりをおすすめします。

 

家賃・生活費のシュミレーション

初任給20万の家賃計算
家賃を考える前に、まずは自分がいくら生活で使うのかをシュミレーションしていくことをおすすめします。
生活費と家賃をうまく組み合わせ、現実の生活をイメージしてみてください。

家賃以外にも生活費を考える~かなり節約した場合Aさん~

Aさんは、自炊派・ランチもすべてお弁当の予定です。
友人との付き合いも、1ヶ月に2回ほど外に食事に行くくらいです。
服や美容も、なるべく抑えるようにしています。
一人でゆっくりするのが好きなので、通勤には1時間ほどかかってしまいますが、家も郊外で借りる予定です。

~Aさんの1か月分の支出~

家賃 55,000円(共益費込)
食費 20,000円(1日約670円)
光熱費 10,000円(水道、ガス、電気)
通信費 3,000円(格安キャリアを使用)
雑費 3,000円(シャンプーや洗剤などの生活用品)
趣味 5,000円
服飾・美容 5,000円
交際費 10,000円
月々の支出:111,000円

Aさんは、郊外でゆっくり過ごせる5.5万(共益費込)の家賃のお部屋を借りることにしました。
そうすると、1ヶ月あたりの支出は上記のように。

給料(手取り)は170,000円なので、残るお金は170,000-111,000=59,000円。
1年の貯金額は、59,000円×12ヶ月=708,000円です。
これにボーナスを付け加えた場合は、1年目の貯金が100万超えも夢ではありません

もし、生命保険(約1万)や家への仕送り(3万)を含んだとしても、月々の支出は約150,000円。
2万ほどが毎月が貯金ができる計算です。

 

家賃以外にも生活費を考える~普通に生活した場合Bくん~

Bくんは、友人も多く、遊びに行くのが大好きです。
また早起きが苦手なので、基本的にランチは外食の予定です(頑張って500円ランチを駆使する予定)。
家も会社からほど近い都内に借りる予定です。

~Bくんの1か月分の支出~

家賃 60,000円(共益費込)
食費 30,000円(1日約1000円)
光熱費 10,000円(水道、ガス、電気)
通信費 7,000円(格安キャリアを使用+wifiも契約)
雑費 3,000円(シャンプーや洗剤などの生活用品)
趣味 10,000円
服飾・美容 3,000円
交際費 交際費25,000円
計148,000円

Bくんは、なるべく会社に近い都内の家賃6万(共益費込)のお部屋にしました。
そうすると、1ヶ月あたりの支出は上記のように。

給料(手取り)は170,000円なので、残るお金は170,000-148,000=22,000円。
1年の貯金額は、22,000円×12ヶ月=264,000円です。
これにボーナスが付け加わったら、1年目貯金額50万も実現可能です。

ただし生命保険の支払い(約1万)や家への仕送り(3万)を行うとすると、1ヶ月あたりの支出が19万近くなり、毎月の収支は赤字になってしまいます。

上記であげたAさんとBくんを参考に、自分の生活費がどれくらいかかるのかを一度シュミレーションすることをおすすめします。

食費や交際費を節約すべき?それとも家賃を節約すべき?

節約の疑問もっと貯金を増やしたい・・・と考える場合には、家計の見直しが必要です。
ただし、無理な見直しは失敗する可能性が高いのでご注意ください。

一人暮らしを始めて、貯金をしようと思った時にやってしまいがちなのが、食費や交際費などの「がんばれば節約できそう」と思う項目で、無理な節約をしようというパターン
確かに食費や交際費は節約できる項目ではありますが、生活に大きな影響を及ぼす心配もあります。

例えば食費を節約しようと切り詰めた結果体調を壊したり、友人との誘いを断り続けなんだか気まずくなってしまったり、お金ばかり考えて楽しい生活が送れなかったり。
慣れないことをしてしまった結果、節約も失敗し、体調や生活にも支障がでてしまったなんてことにも。

節約で一番おすすめなのは、「固定費である、家賃や通信費などを見直す」ことです。
家賃や通信費、光熱費は一見、節約しにくそうに見えますが、一度価格を決定すれば、それが簡単に変わることはありません。

例えば家賃は安ければ安いほど、月々の家計を圧迫しません。
家賃が5,000円安いところに住むだけで、食費などを節約しなくても毎月5,000円が節約されたと考えることもできます。
またスマホ代金も、格安キャリアを使えば、5,000円ほどの節約も可能です。

このように「節約できそう」ではなく、「確実に貯金できるお金」を増やしていくのが、無理のない貯金のポイントです。

家賃やスマホ代の解決方法

家賃やスマホ代の解決方法安い家賃のお部屋を探したい時には、シェアハウスを検討してみるのも一つの手段です。

東京で一人暮らしをしようと思ったら、初期費用や家具家電の準備、毎月かかる家賃や光熱費と、なかなかハードルが高いものです。

しかし、シェアハウスであれば家具家電が付いて完全個室なんてお部屋もあります。
「あんまり人と交流したくない」という方でも、プライベートの確保も安心です。
もし家賃が引越しのネックになっている方は、シェアハウスも一度検討してみてはいかがでしょうか?

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スマホ代金は、ドコモやソフトバンク、auを利用した場合には基本料金が高くなりがちです。
でも、格安SIM会社を使えば、通信料をグンと抑えられるのです。
「格安SIM会社って何??」と思う方は、私が実際にソフトバンクからLINEモバイルに乗り換えた時の体験談を読んでみてください。
ラインモバイルを3ヵ月使ってみた料金を公開~格安SIMはお得なのか?~

 

家賃やお金にまつわる疑問

家賃・お金に関する疑問

家賃は手取りの3分の1が相場?

上記で、「節約のポイントは、家賃や通信費などの固定費をおさえること」とお伝えしましたが、
ちまたでは家賃は手取り収入の3分の1が相場という噂も。
この「3分の1」はどのように考えていけばいいか、私なりにご説明していきます。

結論から言うと、初任給の3分の1程度の家賃のお部屋が、お値段的にも精神的にもバランスが一番とれた物件が多いと私は感じています。

「え、精神って何・・・!?」と感じるかと思うので、ちょっとご説明。
まずお部屋は、安い家賃の物件になればなるほど物件の環境や設備が整っていない場合がほとんどです。
そして環境や設備が整っていない(今までの環境と違う)分、精神的なストレスも増えていきます。

「自分はあまりそういうのは気にしない」という方も、いるかもしれません。
でも、社会人1年目は、新しい環境への変化で一番ストレスが多くなる年とも言えるのです。
安すぎる家賃を優先するため、通勤に2時間かかる場所を選んだり、問題あり物件に決めてしまうと、仕事とプライベートの両方からストレス板挟みです。

そう言った意味で、初任給の3分の1程度の家賃のお部屋が、お値段的にも精神的にもバランスが一番とれた物件が多いと思います。

 

社会人1年目で貯金はいくらできる?

私のお話になってしまいますが、私は社会人1年目で約60万貯金をしました。
手取り月収は平均的な17万です。
家賃は5万4千円のところに住んでいて、ご飯はランチも含めすべて自炊、友人は多かったですがお酒は全く飲めなかったのでカフェ代程度という感じです。

月々の支出は、
家賃52,000円
食費20,000円
光熱費10,000円(水道、ガス、電気)
通信費8,000円
雑費8,000円(シャンプーや洗剤などの生活用品)
服飾・美容10,000円
交際費20,000円

計:130,000円

ほど。(多少前後はありましたよ)
遊びたいという気持ちがさほどなかったので、さほど苦労した思い出はありません。
家も物件を10件ほど見て回り、自分の最低基準が整っていた中で一番安いものが選べたので、満足でした。

今振り返ってみても、やはり家賃を5万前半におさえれた点が、大きく貯金へ貢献したと思います。他の項目を減らすと、おそらく精神的にしんどかったと思います。

 

ボーナスで貯金は危険!?

ボーナスで貯金「毎月の給料はすべて使って、ボーナスで貯金しようと思っている」という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、社会人1年目は、ボーナスで貯金しようと思わないほうが賢明です。
夏のボーナスはもらえても寸志(3~5万目安)のところがほとんど、冬のボーナスも基本給の1か月分というところが多いです。

そうなった場合、1年間の貯金額は20万にもいかず、急な支払いが発生した場合手元にほとんど残らないというケースも出てきます。

このように考えると、「1年目のボーナスで貯金をする」という考え方は少々危険な可能性も。

ポイント:
「とにかく貯金をしたい!」と言う方はこちらもご参考ください。
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まとめ

大卒の初任給20万の収入で、いくらの家賃が現実的なのか、と言うと、

・家賃基準は17万の収入の3分の1、5.7万が現実的

・家賃をもっと安くして貯金にまわすという方法もあり

・家賃を安くしすぎると、精神的ストレスがかかる住環境になる可能性もあるため、内見はしっかりと行う

が私の結論です。ぜひご参考ください!

 

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